【銀座界隈徘徊写真 #030】
![]() ■【70年前のニッポン…アサヒカメラ3月号】 久しぶりに、写真雑誌「アサヒカメラ」を買いました。以前は毎月買っていたんですが、ここ数年はとんとご無沙汰…。なので、久しぶりに購入。その中に『70年前のニッポン』(福島県立美術館「名取洋之助と日本工房」展から)というページがありまして、名取洋之助さんが撮られた写真が掲載されていました。6×6のスクエアな画面で切り撮られたモノクロームの70年前のニッポン。そこに写っているのは確かに70年前の世界なんですけど、その写真のセンスは今現在も新鮮で新しいのですよ。これは、凄い事ですよ…。以前から名取洋之助さんの事は知っていましたし、写真も何点か見ていましたが、今回のは今まで見た事無い作品で、感嘆することしきりです。これが正方形のフォーマットを生かした考えつくされた構図がほんとに素晴らしい。おそらく、計算して意図的に配置されたものだと思いますが、そのセンスの素晴らしさ…感動しました。6×6のスクエアなモノクロームの作品が5点。そのうち3点は名取洋之助のクレジット。残りの2点は名取洋之助あるいは土門拳となってます。(←この辺りもいいですね。日本工房って感じ。)それで、これらの作品を見ていて気がついた事がひとつ、後半の3点はかなりのローアングルから撮られているということ。撮影しているカメラは6×6。たぶんローライフレックスだと思いますが、二眼レフなので、もともとウエストレベルでローアングル気味にはなるのですが、後半の3点はあきらかにそれよりももっと、かなり地面に近い様な位置から撮られているのです。写真を撮るなかでアングルをどう決めるかという事は、かなり重要な事ですが、70年も前から、被写体をどう撮るか考えぬいた上で導きだされたアングルだとは思いますが、ほんとにその感覚の新しさは脱帽です。そんなこんなで、ネットで名取洋之助さんで検索したページを見ていたら…デジカメWatchのページに地面にあぐらをかいて初期型のローライフレッイクスのファインダーをのぞいている名取洋之助さんの写真を発見!「もしかして、あのローアングルはこうして撮影されていたのか!」自分で勝手に答えを導きだして悦に入ったりして…(爆)名取洋之助さんの写真が載っているページにリンクを貼っておきますので。ご覧あれ。 ■地面にあぐらをかいて初期型のローライフレッイクスのファインダーをのぞいている名取洋之助氏の写真が載っているページ。 http://dc.watch.impress.co.jp/cda/parts/image_for_link/37590-2800-6-2.html ■名取洋之助氏の経歴はこちら。 http://www.jps.gr.jp/news/20040707/20040707-2.htm ■【ニコンMF党?】 これまたアサヒカメラのネタなんですが…(爆)「ニコンMF等結党宣言」という記事や「これが買いだ!!2006年中古カメラはどう動く」という記事がありまして…、例のニコンのMF縮小宣言以来ニコンのマニュアル系の機材は在庫がなくなる勢いで売れているらしい…。とくにFM3Aはあの発表の後マニアの方が探しまわっているとか…。で、そういえば、うちにも一台だけニコンが…ということでニコンFEをひっぱり出してきてGRDで撮影。レンズはAiの50mm F1.4。それと35mm F2.0と28mm F3.5を所有。な~んか久しぶりにMF&フィルムで撮るのもいいかなぁ~という気に。(笑)そういえば、もうすぐ銀座松屋の世界の中古カメラ市ですなぁぁ…。ニコンMF製品バカ売れか?(爆) ![]() ------------------------------------------------ ↓ココからまた銀座徘徊写真。 ![]() ![]() ![]() 縦スクロール感謝です。ニコンMF縮小の波の中、カールツァイスからニコンFマウントのプラナー50mm F1.4…ちょっと物欲刺激されますなぁぁ…。(爆)(>_<)* スポンサーサイト
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